サーバ環境の問題点 サーバの老朽化 ハードウェアの老朽化によりサーバ停止の危険性 データ量の急増 システムで利用している写真、PDF等のデータが急増し、ストレージの拡張が追い付かない 大容量データの増加に伴い処理速度が低下 サービスの利用価値が上がり、構築当初のスペックではリソースが足らず、すぐにでもサーバのスペック増強/最新のプラットフォーム対応が必要
OS/ミドルウェアの問題点 OSサポート期限 サーバOSのWindows Server 2008の2020年1月のサポート停止まで、あとわずかでありすぐにでも最新のWidows Server に切り替えが必要 データベースエンジンのサポート期限 利用しているデータベース Oracle 11g(11.2.0.3)のサポート期限を過ぎており、すぐにでもDBエンジンのバージョンアップが必要 リプレイスまでに必要な時間 最新のOS/ミドルウェアの環境でアプリケーションを稼働するためにはプログラムの改修が必要だが大幅に時間がかかってしまう
状況に応じ中長期視点での提案提供 老朽化対応 改修時間の確保のため、段階的移行を実施 サーバ老朽化、スペックの柔軟な強化に対応するため、クラウド化を行う 最新のOS、DBに即時に切り替えたいがアプリケーションの改造が間に合わないため、段階的な移行を実施することで合意 OSバージョンの選定 WindowsSever2008 ⇒ WindowsServer2012⇒(改修後)⇒WindowsServer2019(予定) ここにもクラウドのメリット(入手可、購入しなおしが不要) DBエンジンバージョンの選定 Oracle11g(11.2.0.3)(すでにサポート終了)⇒ Oracle11g(11.2.0.8)(サポート2020年年末まで)⇒ (改修後)⇒Oracle12c(予定) アプリケーションの改修をするための時間を1年間確保する形で段階的なアップグレードを判断
一歩踏み込んだ最適提案提供 拡張性の確保とコスト削減の両立 増加し続けるデータの大半が、デジタルデータ(写真、PDF)であることに注目し、 呼び出し、保存時間が多少猶予されるため、ストレージのS3活用を提案。 アプリケーションのカスタマイズは間に合わないため、S3をドライブとして活用することで大容量、低価格、安全性を確保(CloudBerryを活用) ALB(Application Load Balancer)を使用し、負荷分散&死活監視 WEBサーバからAPサーバ への処理の引き渡しを負荷分散することによってapサーバへの処理を分散。 また、ALBを使用することで単一障害点を排除し、APの死活監視をしつつ健康なAPに処理を渡す。 CloudWatchによる障害発生の即時対応 CloudWatchで監視し、障害発生時に冗長化構成にすぐに切り替えを行う。 冗長化はコールドスタンバイとすることでコスト削減。