_いつかスペインでワインとピンチョスを巡ってバルをハシゴしたい‼︎
どうもこんにちは、なぁすです。
さて早速ですが、皆さんスペインと聞いてなにが浮かぶでしょうか?
フラメンコ、闘牛、ガウディ建築、
トマト投げ祭り、パンプローナの牛追い祭り、
そしてパエリアやイベリコ豚といった食文化etc…?
様々な文化やお祭りに生命の力強さと言いますか、壮大さと言いますか、赤と言いますか…、
そのあたりの漠然とした印象が情熱の国と言われる所以かもしれません。
個人的には一番行きたい国であります。
さて冒頭の心からの叫びでありますが、
実はスペインは世界一の葡萄栽培面積を誇り、
ワイン生産量もフランス、イタリアに次ぐ第3位となっています。
「スペイン美・食の旅 バスク&ナバーラ」
スペイン北部の食文化の発達由来や現地での作法について詳しく書かれた一冊です。
そのなかでもサン・セバスティアンは「美食の街」と呼ばれ、様々なバルが軒を連ねる有名な都市とのこと。本を読んでとても行ってみたくなりました。
食堂とバーが融合したような飲食店”バル”ですが、サン・セバスティアンのバルで発達したものが”ピンチョス(串刺しの意)”と呼ばれるおつまみです。
お店によって形は様々ですが、一般的にはバケットの上にオリーブやピクルス、生ハムやベーコン、アンチョビ、トマトといった様々な食材を乗せて串で刺したもの、そんな小料理です。
ちなみに、サン・セバスティアンはバスク語で”ドノスティア”というのだそう。
はて、ドノスティア?
どこかで聞いたことがあるような…?
調べてみると、約5年前、まだ上阪する以前にふらっと立ち寄ったことがあるバルの名前でした。なんという偶然。
これはいくっきゃない!
と、意気揚々と中之島へ。
ワインとピンチョス求めて0.5里、近場です。
だが、しかし…まさかのお休み!
5年越しの再来なりませんでした! 残念!
…途方に暮れ、とぼとぼぶらついていると、近くになにやらスタイリッシュなバルを発見。
スペインバルでした。ええいままよ!
これが大当たりでした。
中之島スペインバル erco
おお、ピンチョスがたくさんある!
早速注文しました。
ダブルピンチョスで登場です。
(左)スモークアンチョビと野菜のピンチョス
(右)イワシのピンチョス
気軽につまめて且つオシャレです。
彩りが楽しいですね。
奥に鎮座するワインはこれ。
ほのかに樽香るスペイン産の葡萄が凝縮されたワインでした。
こちら魚介のサルピコン(マリネサラダ)。
海老、イカ、アサリにムール貝と種類豊富な魚介たちにパプリカが鮮やかさを助長します。
黒胡椒、ビネガー、オリーブオイルのシンプルな味付けながら食材の味が楽しめて美味しい。
やーこれは白ワインと合わせたい。
ということで、欲望の赴くままに白ワインを注文。
なみなみ注がれてまいりますは
アバニコシンフォニア ソーヴィニオンブラン2014
スペイン産ワイン、アバルコさんの作るシンフォニアシリーズ、これ好きなんです。
ちなみに、ランチメニューも目を引きます。
実際、自分以外のお客さんはランチを注文していましたので、店側からしたら珍客に映っていたかもしれません。
これだからバル巡りはやめられません。
中之島、堂島周辺は本当に面白いです。お洒落なお店多いですし、コスパも素晴らしい。
スペインではないのですが、西宮に地中海料理をメインとするバルがあるそうです。
こういうこだわりのあるバルってなんだか心が惹かれますね。
でも後日ドノスティアにもリトライしますよ! 必ず!
…さて、
昼飲み上機嫌で中之島界隈をフラフラしていると、英国風バルHUBを発見。
看板を眺めていたら女性店員さんに声を掛けられ、おずおずと「珈琲だけでもいけますか?」と尋ねると快諾されました。
なんとHUBはカフェ使いもできることが判明。
しかも14時前後は人が少なくすこぶる快適。
これは思わぬ穴場発見の予感。
スポーツ観戦できるバーということもあり、オリンピックがLIVE放送中。
珈琲だけでは申し訳ないので、アップルのカクテルを注文。
ついでにメンバーズカードも作ってしまいました。
さらにミントのカクテルを注文し、気づけば15時すぎ。
周辺の席も全て埋まっていました。
HUBはウイスキーも気軽に注文できるのがいいですね。
まだまだウイスキーは知らないので、徐々に詳しくなりたいです。
そんなこんなで飲み歩いた休日、
いつかは本場のバル(バー)巡りをしてみたい。
そんな夢を密かに抱きつつ、素敵なお店との出会いに幸せいっぱいななぁすなのでした。