どうも、キーボードの沼に片足踏み入れたMattです。
色々な沼はありますがPCのキーボードにも沼があります。
どっぷり浸ってる人は用意された部品を使った自作や、左右分裂した完全自分仕様のキーボードを作っています。
秋葉原に自作キーボード専門店があるので
良かったら覗いてみてください。
僕はまだ浅瀬にいるので自作まではできていませんが、
キーキャップやキースイッチを数時間かけて交換したので
その様子を書いていきますが
その前に、一番大事なキースイッチの話をします。
キースイッチ
キーキャップの下にあるスイッチです。
メカニカルキーボードで使用される、Cherry MX製(またはMX互換)のキースイッチを主に使用します。
スイッチによって、押した重さ、音、感触が違います。
基本的には、『クリッキー』『リニア』『タクタイル』という3種類があり、
上の画像にありますが、青軸、赤軸など、軸の色によって違いがあります。
『クリッキー』(青軸)
「カチッ」という軽快な音が特徴です。
今ではいろいろ種類がありますが、メカニカルキーボード、ゲーミングキーボードといえばこれ、というイメージでした。
カチャカチャとタイプライターのような音が気持ちいいのですが、
音がうるさいため、職場や近くに人がいる場所での使用はおすすめできません。
『リニア』(赤軸)
押下途中に引っかかりがなく、滑らかにキーを押し込むことが出来ます。
音も割と静かで、「スコスコ」という感覚で入力できるため人気です。
ただ、キーを一番下まで押し込まないと押した感触がないため少し疲れるかも。
『タクタイル』(茶軸)
途中に引っかかりがあり、クリッキーとリニアの間のようなスイッチです。
確実な押した感覚がありつつ、煩くもないので使い易いです。
下記Cherry MX公式サイトで、詳しい説明や
クリック音を聞くことが出来ます。
https://www.cherrymx.de/en/mx-original/mx-red.html
それでは作業の様子を見てみます。
交換するのはこちらのキーボード。
e元素(と書いてeヨウソと読むらしい)という中華メーカーのキーボードです。
見た目の通り、タイプライター風のキーキャップに、青軸のキースイッチが付いています。
安価な割にしっかりしてて、最近は84キーの英語配列にはまってます。
まずはキーキャップを取り外していきます。
キーキャップを全て取り外した様子。
キースイッチが並ぶ様はワクワクしちゃう
キースイッチも取り外していきます。
全部取り外した写真は取り忘れました。。。
そして交換するスイッチはこちら。
銀軸のスイッチになります。
赤軸のような『リニア』で、クリック感はありませんが
反応が早く、底まで押し込まなくても反応してくれます。
早速交換!と思ったのですが
基板の穴と、キースイッチのピンの太さが合わずピンが曲がっちゃう。。。
仕方ないので、基板に合ったスイッチのパーツを購入しました。
トップと底の部分を90個ずつ。
これに、銀軸を分解して軸の部分とバネを取り出して組み立てていきます。
90個の銀軸を分解して、
一応潤滑剤を塗って組み立てて、とかしてたら数時間経ってました。。。
組み立てたスイッチを付けていきます。
次はキーキャップを交換。
交換するキーキャップはこちら。
ゲーミングメーカーで有名なRazer製のキーキャップ。
e元素のキーボード本体と同じくらいの値段しました。。。
交換後
キーの位置によって形が違うため、
変則的な配置の右端のキーがデコボコになっちゃいました。
「スコスコ」と心地よい感触に、Razerキーキャップのザラザラとした質感がなんとも気持ちいい
Razerぽく緑に光らせたり
キーボード沼浅瀬民の奮闘記でした。
自作にも挑戦したいのですが、パーツが日本では売っていないものが多く
総額2万前後しそうなのでまだ手が出せていません。
沼には誘いませんが
今使ってるキーボードに違和感を感じるなら
自分に合ったものを探してみるのも面白いと思います。