過去に思いを馳せて

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どーも。引きこもりのLowです。

 

コロナ禍なので自宅でマンガやゲームを見たりする今日この頃です。

こう、マンガなどを読んでいると時折、和歌や俳句などを引用した言葉が使われていることがあります。

 

「神・風」というマンガを15年くらい前に読んだのですが、

簡単にいうと化け物が日本に現れて、主人公が命と引き換えに化け物を倒して終わるという内容です。

 

化け物を倒したあと、主人公の仲間の一人が

「吾妹子が見し鞆の浦のむろの木はとこ世にあれど見し人ぞなき」と読むのですが、

これは奈良時代の政治家 大伴旅人(おおとものたびびと)が亡き妻を思い詠ったものと言われています。

 

妻が見た 鞆の浦のむろの木は 今もここにあるのだが この木を見た妻はもういない

たった一文なのに、すごいくるものがあります。

 

コロナ禍が終わったら広島に行ってみようかな