日差しに夏の香りがし始めましたね。
季節の変わり目は何だかわくわくしてしまうおで子です。
さて!先日、机を手に入れました!!!
……いや、机、ちゃんとあったんですよ。リモートワークしますからね。
あったんですけど、私カラーボックス2つに化粧板を渡して机にしてたんですよ。
これは机を置くだけのスペースがなかったのも一つなのですが、
以前読んだ本にこの方法で机を作った話があって、その手作り感が妙に素敵に思えたんですよね(串田孫一『文房具56話』)
実際やってみたら、私にはそれほど心地よいわけではなかったわけなんですが、その話はまあ置いておきまして。
何はともあれついに机を手に入れました。
ずっしり重厚な机です。カラボ化粧板とは大違いです。
写真下手すぎて全然魅力が伝わらないのが口惜しいところです。
向こうに見えているあんよの形もかわいいですし、何せこの抽斗!
ご覧ください、この真鍮の取っ手のこってり感。何とも愛おしいですね。。
「引き出し」ではなくあえて「抽斗」と表記したくなるレトロさです。
このいい感じの机、伯母が大学時代に使っていたものなのです。
なので、かれこれ40年以上前のもの。
伯母の大学卒業の後、父の手に渡り、しばらく使ったのち実家に置きっぱなしになっていたところを、
机に飢えた私が目ざとく見つけてまんまと手に入れた、という流れになります。
古い品で、確かに足の釘が少し曲がっていたり、抽斗の鍵がなかったりはしているのですが、
天板は傷一つなく広々としていて、がたつきもありません。
……と書き綴りながら、自分が以前にも似たような話を書いていたような、、?と気付きました。
友人のおばあちゃまにいただいた着物、曾祖母の浴衣、、
私の周りでは古いものが現役で大活躍中なのでございます。
それに比べたら、40年ちょっとの机なんてまだまだ若造というものです。
次にこの机を使う人に引き継ぐときには、何年ものになっているのでしょうか。
モノの歴史に参加できるのはちょっと嬉しいですね。
まずは、やっと手に入れたこの机を大事に使っていこうと思います。