二胡に魅せられて

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暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。大福です。

今年は本当に日差しが強く、日傘が手放せない毎日で例年以上に日傘を活用しております。
また、花火大会も様々なところで開かれているようで、あまり人込みが得意でないため
映像でのみですが楽しむ今日この頃です。

話はかわりまして、ここ一年半ほど習い事で二胡という楽器をたしなんでいます。
二胡って?ってなられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
日本ではマイナーな楽器なのですが、かの有名な星野源さんの「恋」の間奏の
メロディーラインが二胡で演奏されたのをきっかけに一瞬ブームがあったようです。。。

簡単に言うと、中国の民族楽器です。
木製の本体に、蛇皮が側面に貼られ、弦が二本あり、
その間に弓をいれて引くといった仕組みとなります。

ちなみに私の愛機はこちら。

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アフリカ小葉紫檀という木で作られた二胡になります。
二胡は木の種類でも音が変わり、アフリカ小葉紫檀は明るく、滑らかな音が特徴です。

惹かれたきっかけはもう何の曲だったか忘れてしまいましたが、二胡の音を聞いた時に、
その何とも言えない甘く、そして時に切ない音に惹かれたのがきっかけでした。
また、私は学生時代ピアノを習っており、また何か楽器をやってみたいな、と思っていたところだったということもあり、
そこまで場所をとらないということ(安直)、偶然にも二胡教室が近い場所にあったのでやってみようと始めてみました。

そしてレッスンに通いだしたいのですが。
ピアノをやっていた事もあり、ポジションさえ覚えればできると思っていましたが正直考えがあまあまのあまちゃんでした。

私にとって、二胡はこんな楽器です。

・音程が取りづらい
→自分で調弦しないといけない。そして、明確にこの場所を弾けば、この音、といったポジションは明示されていないので
練習して体で覚えていかなければならない。耳も鍛えないといけない。
あと個人的な特徴として手が小さく指が短いので小指での音取りが特に大変

・ノイズが入りやすい・安定した音が出しにくい
→弓、指ともに力加減が弱くても強くてもノイズが入ります。とても難しい

・同じ楽器でも弾く人によって全然音が変わってくる
→当たり前!という話なのですが、本当に全く音が違うので目の当たりにするとショックが大きいです。
先生に自分の楽器をひいてもらったあとに自分で弾くと、先生の時は素敵な二胡の音だったのに、雌鶏か鳩の鳴き声のように聞こえてきてげんなりします。

・右手も左手を終始気にしなきゃいけない
→これまた当たり前!という話なのですが、毎回何かしらポジション注意をうける日々です。

こんなふうに、レッスンのたび、また練習のたびにうまく弾けず苦い思いをする日々なのですが
習い始めた去年はじめのころからすると、ゆっくりながらも確実に進歩してるよなあ、とここ最近少しだけ思えるようになってきました。
まだまだ楽譜1Pくらいの曲しか弾けないですが、もっと練習を重ねて、長い曲、表現力が必要な曲を
弾けるように鍛錬を重ねていきたいですね。

なんだかんだと飽きっぽいところがある私なのですが、二年目が迎えられるよう、
マイペースに続けていこうと思います。