モトコー11です。
正月早々、天気が良いので一人で丹波の低山でヤブ漕ぎをしてきました。
誰も会うことが無い低い山々の単独トレッキングは、実はとてもスリリング。
アルパインクライミングや山岳縦走とは全く違うもので、独特の面白みと危険があります。
山襞、里道、又は鎌で藪を掻き分けながら歩くと、古道や炭焼き跡、祠、地蔵、何十年前に誰かが休んだ跡などが散見され
里の方々やご住職さん、神官さん、公務員さん、山の仕事の方、たまに会う天狗のように健脚なご先達の方と
話をさせていただいたり、今まで知らなかった地理と歴史、風土と民俗の成立ちが見え、それはそれは楽しいですよ。
2016年は間違いなく、低山ヤブ漕ぎ・流浪・放浪・山の民真似ブームがやってくるでしょう!
閑話休題。
小学生の子供が、冬休みの宿題の書き初めをしており、『希望の朝』 と書いています。
それを見つつ、コーヒーを飲みながら、商売道具のパソコンをさわっていると
ふと希望とは?自由とは?人間はなんの為に生きているのか?と思いました。
色々検索してみますと
★我らがヒーロー、寅さんが名回答の一つをくれていました。
満男 「伯父さん、人間てさ、人間は、何のために生きてんのかな?」
寅 「難しい事聞くな・・・何というかな、あぁ、生まれて来てよかったな、って思う事が何べんかあるんじゃない。そのために生きてんじゃねえか」
満男 「ふーん」
寅 「そのうち、お前にもそういう時が来るよ、な、まぁ、がんばれ」
★憲法12条 (前文は中学生の時に暗記させられましたよね!)
『国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。
又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉ためにこれを利用する責任を負ふ。』
自由、不断の努力、責任を負う・・・・心に響く、いい言葉です。
なんか最近、総一億なんとかって・・・全体主義っぽい言葉が。。。。政治家さんたのみますヨ!!!
★ご存じでしょうが、改めて自由や希望の想いが掻き立てられる、とても有名な歌の日本語訳詞を2つ見つけました。
<ヨーロッパの歌>
怒れる人々の歌が聞こえるか?
二度と奴隷にはならない人々の音楽が?
君の心の鼓動がドラムのビートと重なる時、
新たに始まる人生がある。
明日が来るのだ!
私たちの改革に参加しないか?
強くなり、一緒に立ち上がらないか?
バリケードの向こうに、待ち望む世界があるのではないか?
闘いのために力を合わせよう。
自由を手に入れよう。
すべてを犠牲にする覚悟はあるか?
死ぬ者も出るが、前に進む者も出る。
立ち上がり、チャンスを手にしないか?
殉教者たちの血は、フランスの草地を潤すだろう。
君にできるすべてをくれないか?
旗を前に進めるために。
死ぬ者も出れば、生きる者も出る。
立ち上がり、チャンスを手にしないか?
殉教者たちの血は、フランスの草地を潤すだろう。
怒れる人々の歌が聞こえるか?
二度と奴隷にはならない人々の音楽が?
君の心の鼓動がドラムのビートと重なる時、
新たに始まる人生がある。
明日が来るのだ!
舞台では <One Day More> がいいですね。
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<東ヨーロッパの歌>
暴虐の雲 光をおおい 敵の嵐は 吹きすさぶ
ひるまず進め我らが友 敵の鉄鎖をうち砕け
自由の火柱輝かしく 頭上高く燃え立ちぬ
今や最後の闘いに 勝利の旗はひらめかん
起て はらからよ ゆけ闘いに
聖なる血にまみれよ 砦の上に我らが世界
築き固めよ勇ましく
最終回に使われてたよなー。小学生ながら、アレ?何?これでいいの??となった懐かしい思い出。
右や左の思想や、大きい世界のうねりはよくわからないけれど、
今、私たちが謳歌できている尊い自由と
『希望の朝』を迎える事が出来るささやかな日常を
次の世代にも引き継ぎたいですね。
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というわけで、さあ!今年も前を向いて、上を向いて歩いていきましょう!
PS:2016年 リッチーブラックモア、ハードロック復活!! ガンズ・アンド・ローゼズ、クラシックメンバーで再起動!!
私にも『希望の朝』がきました(涙) 更なる希望・・・・・日本でライブやってください!!お願い!!