六甲山の最高峰を目指して

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こんにちは、なぁすです!

 

今回は六甲山に山登りに行きました。
monikiさんとでぇいさんと登ってきましたよ!

 

とは言ってもわたしは山ガールではありません。
本格的な山登りなんて、小学生のイベント以来でしょうか。

 

当然、山登り用の服装、道具一式など持っているはずもなく、

唯一、ボルタリング用に買った動きやすい上下がある程度。

 

急ごしらえで山登り(っぽい)格好を装い、いざ参ります。

 

なぁす
「ところで、何キロくらいの行程ですか?」

Monikiさん
「うーん、10キロちょいくらいかな? 標高が900くらい」

なぁす
「!!!?」

 

__10キロ以上!? 標高900m!?

 

正直、時間的には2、3時間の行程を想像していた、そんな甘い自分がおりました。

 

初心者、それも”超”のつくような私が、いきなりそんなハイレベルな山道を踏破できるのでしょうか……

そんな体力的に一抹の不安を抱えつつ、山登りが始まったのでした。

 

0007_xlarge 芦屋の高級住宅地を抜けた、六甲山の入り口。
先行きの見えない不安を彷彿とさせるような一枚。

 

0010_xlarge 滝です。

 

0016_xlarge待って、思った以上に急勾配っ!!!

 

0019_xlarge 手を使わないと登れない、本当に山”登り”。

 

0021_xlarge急勾配の岩山ゾーンを抜けると、開けた景色が広がっていました。

ただし市街地はほとんど見えません。完全に山あい。

 

IMG_1883風吹岩。
頂上まではまだ遠い。

 

IMG_1884見上げるようなアングルで。
流石にこれを登る元気はなかった。

 

0037_xlarge途中にいた猫に癒されつつ。

 

こまめに休憩を挟みながら歩を進めている最中、私たちは出会ってしまいました。

0043_xlarge イノシシです。
ウリ坊ではなく、サイズもかなり大きい。

 

それが、のっしのっしとやってくるわけです。

 

イノシシ=猪突猛進、というイメージが強すぎるあまり、

とにかくイノシシの正面にいたらいけないと
茂みに逃避行動も辞さない構えで、成り行きを見守っていると、

0039_xlargeおもむろに山道のど真ん中でくつろぎ始めてしまいました。

 

そんななかでも視線は油断なくこちらを見据えていることがわかります。

何見てんだよ、的な視線が刺さります。

 

というのは勝手な妄想で、
ただ日光浴が気持ちよくて目を細めていただけかもしれません。

日差し、暖かかったですからね。

 

0040_xlarge戦々恐々、思わずパシャり。

 

結局、イノシシの横をすり抜けて行くことに。

そろそろと横をお邪魔している最中に砂利で音を立ててしまい、
ちらりとイノシシに目をやると、

しっかりと視線が合ってしまいました。

 

下手なことしたら、突き飛ばすぞオラ、と言わんばかりの鋭い視線。

 

……なかなかスリリングな体験をさせてもらいました。

0047_xlargeしばらくは行き交う方々との間で
イノシシ注意報が交わされることになりました。

 

 

途中、綺麗な小川がありました。
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小川に点在する石を渡って行くのですが、
写真を撮った直後に、バランスを崩してしまい……。

 

幸い咄嗟にmonikiさんのフォローがあったため
片足を濡らした程度ですみましたが、

下手したら、池ポチャならぬ、川ボチャンしていたかもしれません。

スマホもご臨終していたかもしれません。

monikiさん、助かりました!

0072_xlargeなんやかんやありましたが、後半は前半より勾配も緩くなり、
なんとかペースをつかめるようになりました。

 

最高峰近くの小屋にて休憩。

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0076_xlargeかき氷にビールに三ツ矢サイダー。

三者三様ですね。

 

そして、遂に六甲山最高峰に到着しました。
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8時頃にスタートして、12時半くらいに到着。

それから1時間半ほど下り、14時過ぎに有馬温泉方面に抜けました。

 

温泉で疲れた身体を癒し、
料理と日本酒をしっかり味わったのち、帰路につきました。

残念ながら、この時の写真は残っていません。

 

これは次の日、筋肉痛で動けないな、と思っていたのですが、

案外翌日の影響はなく、普通に過ごせました。

 

自然の空気を味わいながら、たまには思いっきり負荷をかけた運動するのもいいなぁと、
しみじみ思ったなぁすなのでした。