墓参りと「大文字さん」

五山

 

 

夏休みをいただきました

我が家の夏休みは、私が生まれる前から恒例となっている墓参りツアーを行います

滋賀県の大津市、京都、神戸、岡山の4か所を2日かけて回るという強行軍

他の連休は家族おのおのバラバラに過ごしますが、これだけは

家族3代揃います

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4か所回るお墓の中で唯一の自慢(?)が、京都

なんとお墓の正面が「五山の送り火」として名高い「大文字」なのです

我が家の墓から見える大文字の写真です

大文字 (2)

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皆さんご存じの方も多いと思いますが、「五山の送り火」は京都では「大文字さん」と呼ばれ、

京都4大行事の一つ(他は葵祭、祇園祭、時代まつり)として、平安時代から続く行事です

 

毎年、8月16日夜、京都の大文字山、西山、東山、左大文字山、曼荼羅山にそれぞれ「大文字、妙法、船形、鳥居、左大文字」の文字を模した形で点火し送り火として先祖を見送ります

全国から何十万人も訪れる、このイベントに我が家のご先祖様は特等席から見送られていきます

今年は台風の影響でどうなるかと思いましたが、予定通り行われるそうです

(今年、我が家は台風を避け、14日に行ったので送り火は見ていません)

(五山の位置)

マップ

 

 

 

 

 

 

 

大文字送り火は従来から護摩木に自分の名前と病名を書いて火床の割木の上に載せて焚くと、その病が癒るといいます

又消炭を持ち帰って粉末にして服すると、持病が癒るともいわれています

護摩木は送り火の点火資材として当日山上ヘ運ばれ、当夜7時から山上の弘法大師堂でお灯明がともされ、大文字寺(浄土院)住職及び会員らにより般若心経があげられます

その後このお灯明を親火に移し、合図により一斉に送り火が点火されます

 

これが終わると今年の夏も終わりかな

と感じますが、今回のこの墓参りで、家族の一人が熱中症になってしまいました

まだまだ暑さはこれからも続きます

皆様、熱中症、夏バテにはご注意を