時には美術鑑賞でも

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こんにちは、大吉です。

最近寒さが厳しく、家のこたつに一度入ったらもう動きたくない今日この頃
いかがおすごしでしょうか。

といいつつも、今回はこたつにとじこもっていてはやはりよろしくない、ということで兵庫県立美術館にいってきました。

安藤忠雄さんが手がけたことでも有名なんじゃないかな、と思われる当美術館ですが、
今回兵庫県ゆかりの芸術家グループ、具体美術協会の展示をやっているとのこと。
具体・・よく知らん・・・と思いながらも、せっかくだし行ってみることに。

 

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今のこのようなタイミングですので、予約していくのですが、
空いていれば入れる、ということでとりあえず現地にいってきたところ問題なく入場。

また、タイミングもあったと思われるのですが(入場後、後から人が増えてきたので)私が入ったとき、本当に人がいなくて
どこか非現実感感じる建物の中、一人で歩いていると、どこかの物語の世界に迷い込んだのでは?と不思議な気分になりましたね。

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通常の時期だとこんな雰囲気なかなか味わえないので、ちょっと得した気分です。

 

展示をみていきましたが、「前衛美術」といわれるジャンルらしく、表現方法が様々で
芸術に疎い私には、こんな表現方法があるのか、と驚きが多数ありました。

また、展示の仕方に工夫もあると思うのですが、立体物も見る角度によって雰囲気が変わるのが面白いですね。
※今回は写真可の展示会となっております。会によって、そこらへん変わってきますので、お気を付けください。

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面白かったのが「ベル」を使用した作品展示があったり。押すと音がなります。それも大音量。
シーンとしてる美術館にいきなり響くベルの音にびっくりしました。
これも芸術・・・奥深い・・よくわからない・・けど押しちゃう・・・

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あと、作品以外に気になったのが、多分今回の企画のスタッフの方が作成されたと思われる作品の注釈でした。
茶目っ気があり、作品を見るだけでなく、こういった文も楽しませてもらいました。
(見づらいですが、「なんか、むくむくふくれたでしょ!」というタイトルになってます)

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ちなみに作品はこちら。なんか、ちょっと不気味ながらもひきこまれませんか?このむくむくに・・・

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「具体」のコンセプトが、「人の真似をするな。今までにないものをつくれ」とのこと。
一連の作品をみてきて、しがらみに囚われず、自分の感性の赴くまま様々な手法を用いて表現するという
自由の在り方やその情熱に、活力をもらえた気がします。

 

思いつきで行った美術館ですが思いのほか楽しませていただきました。
みなさんも、気分転換に美術鑑賞などいかがでしょうか。
新たな世界が開けるかもしれません。