Let’s Desktop Music !!

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ククルです。

 

湯船につかっているとたまに、浮かんできますよね?

 

メロディーが!

 

ということで今回は楽曲制作時に使用するツールの話です。

 

一昔前はMTRというハードを買ってギターやらドラムやらの楽器を録音していました。

MTRというのは「マルチトラックレコーダー」と言うもので、見た目はこんな感じです。

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引用:BOSS – BR1200CD

 

MTRはとっても便利で、今でも色々なメーカーからハードが販売されています。

ただ、昨今はPCで楽曲制作するのが主流で現在は以下のような感じで録音や打ち込み入力によるサンプリング音源の再生が可能です。

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これはCubaseというDAWで楽曲制作している様子です。

 

DAWというのは「Digital Audio Workstation」の略で、ようは音楽を作るソフトのことです。

こいつで色々な音を重ねていき最終的に2ミックスにしていく訳ですね。(2ミックスとはLとRの音で出来たステレオデータにミックスダウンすることです)

 

例えばドラムなんかは、キック(バスドラム)、スネア、ハイハット、タム類、その他シンバル等を色々な箇所にマイクを立てて同時録音するため、録音すること自体が大変で中々難しいです。

 

というかそもそも私はドラムが叩けない。

 

しかし、そんな人でもサンプリング音源を使用したソフトがあれば、ドラムがPC上で作れちゃいます。

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こんな感じのドラムのサンプリング音源が入ったソフト(VSTインストゥルメント)をDAW上で起動させて、MIDIで打ち込みすることが可能です。

 

上記のソフトは、割とシンプルな操作に定評があるAD2というドラム音源のソフトです。

スネアドラムの画面を開いていますが、それでも良くわからないツマミが色々ありますよね。(覚えるの面倒くさい

録音と違って後からいくらでも設定を見直せるのが素晴らしいです。

 

実際にドラムの音を組み立てる際にはこんな感じで音を並べていきます。

 

縦にキックやらスネアやらの音色が並んでいます。左から右へ点をポチポチ打ち込んでいきます。

好き勝手に鬼のような16分のメタルチックなドラムも私みたいな素人が簡単に打ち込んでいけるわけですが、この打ち込み作業に関して気を付けることがあります。

 

 

それは…

 

キック以外で3つ以上の音色を同時に鳴らさないことです。笑

DTMでは何でも出来ちゃうが故に人間離れしたことが出来てしまいます。人間は基本的に手は2本しかないのでドラマーが天津飯以外は同時に鳴らす音色は2つくらいにしておきましょう。

 

※ 生演奏を想定しなければ何でも良いっちゃ良いかもしれませんが、自然な音楽を作るなら手で叩くような音色は3つ以上の音を同時に入れるのは避けましょう。

そしてピアノもこんな感じで打ち込み出来ちゃいます。

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そうなんです。もう楽器弾けなくても曲作れちゃいます。

なので、誰でも気軽に曲が作れる時代なので、もし興味のある方はいかがでしょうか。

 

最後に、DAWはあくまで楽曲制作で使うツールです。曲を作るっていうのは頭の中で閃いたメロディーをいかにアウトプットできるかというのが一番のポイントです。大抵の場合、湯船から出る頃にはメロディーもお湯と一緒に流れていっちゃってますのでその辺りはご注意ください。